今日は高校の友達に誘われて、狭山に安藤忠雄講演会を聞きにいってきた。テーマは建築についてではなく、「さくら満開ーこころに花を咲かせる」!来場者のほとんどは地元の人だった。狭山池に桜を植える運動の一環だそうだ。建築の講演会で一般の人が多数来場することなどほとんど考えられないのに、1千人ぐらいの人が来ていた。安藤忠雄の話はとても面白く、会場は笑いの渦だった。他の建築家とは全く違うということはわかった気がする。 その後、狭山の池博物館を見てきた。写真で見るより格段に良かった。外観も写真でみるより、石なのかパネルなのかはわからないが、素材はいい感じだった。コンクリートで囲まれた水は幻想的で普段はまったく体験できないような空間だった。博物館に入るまでのアプローチは変化に富んでいてかなり楽しい。内部空間も動線と断面がとてもたのしく作られていた。ただ、周囲から完全に切り離したイリュージョンのような感じもした。池の側に建っているが、とくに関係ないような気もした。
by h_tanabe1212
| 2005-01-16 22:28
| architecture
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