象設計集団:シリーズ自力建設vol.2
b0049318_211591.gif象設計集団は今帰仁村中央公民館などの沖縄での仕事などで、自力建設を実践しています。これは吉阪隆正の大島でのプロジェクトを展開したものでした。象設計集団の考えている自力建設とは、具体的な建設行為への参加を指すだけではなく、自らの地域を自らの手で作り上げていくという哲学だそうです。少し、象設計集団の言葉を引用してみます。




「自力建設とは,単に具体的な建設を指すのではありません。自らの地域を,自らの手でつくり上げてゆく哲学です。近代の制度を超え,地域を超える生命の叫びです。方法論を場所にもち込むのではなく,場所がもつ初源的な力を発見し,それらを収斂させることなのです。
機械よりは多くの雑多な人々,知識よりは知恵,速さよりは持続力,理性よりは情熱,狂気,妥当よりは過剰,規範よりは埓外のものごと,結論よりは終わりのない問いかけ,形姿に求められるものは魔力。
最後に,空間の緑化がもっとも大切です。」

象設計集団は、自力建設により近代建築の計画手法では生み出せない形態を実現しています。どこか太古の遺跡を思わせるような力があるように思います。このような建築は、ただ自分たちでつくればできるものではなく、設計過程での参加と、その地域の特性を読み取る泥臭い作業を経て初めて実現するものだと思います。

現在の自力建設には、このようにまちづくり、地域づくりの観点から生まれた流れがあります。その他の流れはまた今後触れていこうと思います。

参考文献:建築文化1977.11「特集:象グループ・沖縄の仕事」
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by h_tanabe1212 | 2006-01-16 21:28
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